火災で4歳児死亡、兄妹2人重体…母親がアルバイトで外出中

火災で4歳児死亡、兄妹2人重体…母親がアルバイトで外出中
3 Lines Summary
- ・さいたま市南区沼影のマンションで火災
- ・4歳の長女が死亡、5歳の長男、0歳の次女が意識不明の重体。
- ・母親は飲食店アルバイトで夜はいつも不在
さいたま市のマンションで、19日夜10時前、火事があり、4歳の女の子が死亡、生後8か月の赤ちゃんと5歳の男の子が意識不明の重体になっている。
火事が起きた現場では、翌朝から警察と消防による室内の実況見分が始められた。
昨夜、マンション1階の一室から「白煙が出ている」という住民から消防への通報があり、火は部屋の一部を焼いて消し止められたが、この家に住んでいた大和田結愛(おおわだ・ゆめ)ちゃん4歳が死亡し、5歳の長男と生後8か月の次女がのどにやけどを負うなどして、意識不明の重体となっている。
通報した男性の妻は「隣の換気口のところからシューっと煙が出ていたので、これは火事かもしれないと、主人がベランダからのぞいたら中が暗くて火災報知器が火事です火事ですと言っていた」と語った。
マンションの住民によると、救助される際、子どもはぐったりしていたという。
3人は、飲食店アルバイトの31歳の母親と暮らしていたが、火事の際、母親は外出していて、室内には子どもたちしかいなかった。部屋の間取りは3LDKで3人は6畳の和室で倒れていたという。また台所の焼け方が激しいということで警察と消防が火事の原因を詳しく調べている。