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40歳の塩梅は難しい。「人生100年時代」にやっておくべき過ごし方

佐藤留美さんが語る「40歳にオススメの実践的学び」

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Jul 14, 2017 by LivePicks Reporter

3 Lines Summary

  • ・人生100年時代が到来し、現在の40歳世代は70歳を過ぎても働く可能性が高い
  • ・よって、今まで以上に学びが必要な「新しい体験の獲得競争時代」を迎えた
  • ・40歳の学びには「大人のインターン」が有効である 

人生100年時代の到来

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多くの企業で、役職定年は55歳が平均的だ。となると、39歳がキャリアの折り返し地点を迎えることになる。かつては、この年代に差し掛かると「残りの人生の過ごし方」がある程度見えていた時期と言えただろう。

しかし、「人生100年時代」を迎えようとする現在の日本においては、職業寿命も延び、70~80歳まで働くことになるとも言われている。そんな昨今、「残りの人生の過ごし方」が見えず不安を抱く40代が多いのが実情だろう。

そこで、より良い40代を過ごすために、NewsPicks佐々木編集長が、佐藤副編集長と共に「40歳にオススメの実践的学び」について考察する。

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タフアサインメント

佐々木:
人生100年時代の迎えるにあたり、より良い40代を過ごすには、個人としてどういうことに気をつければいいでしょうか?

佐藤:
東京大学の人材育成の専門家の先生が「新しい体験の獲得競争の時代を迎えた」と仰ってます。体験学習という言葉があるくらいで、人は体験を通じて一番学びます。なので、新しい体験を通じて、新しい技能をいち早く身に着けることが、これからの時代のサヴァイブするのに最も有効なのではないか、ということです。

その中でも、特に実力がつくといわれているのが「タフアサインメント」です。読んで字のごとく「きつい仕事」です。

例えば新規事業の開発など、きつい仕事を割り振られ、それを前例のない中でもやり遂げることによって、実力を身に着けるという手法です。

大人のインターン

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佐藤:
ソフトバンクやサイバーエージェントなど、いろんなプロジェクトを立ち上げ、タフアサインメントを実行しています。しかし、実際には大企業でもこういう仕事が意外と少ないんです。なぜなら、新規事業の数にも限りはありますし、採算案件だってそんなに多くはないですよね。

そこで、オススメしたいのが「大人のインターン」です。

佐々木:
大人のインターンとは?

佐藤:
主に大手企業からベンチャー企業へ一定期間出向し、修行することです。実は「大人のインターン」を斡旋する会社も増えています。

佐々木:
実例はありますか?

佐藤:
はい。NTT西日本の佐伯穂高さんに実際に取材をさせていただきました。

佐伯さんは「電話やインターネット回線を売っているだけでは、NTTとはいえ先細る」と考え、今後は「オープンイノベーションやベンチャー企業との協業が大事」という会社側の意向にも合致して、ベンチャー企業へ1年間のインターンを決めました。

佐々木:
副業だとNTTに残りながら空いた時間を使って仕事をしますが、この佐伯さんの場合は、1年の間はNTTを離れてベンチャー企業に完全に移るんですね。

佐藤:
その通りです。ちなみに海外の新興国に「大人のインターン」を斡旋をしている会社もあります。

その場合、例えば「アジアで物流網を築いてこい」とか「学校を作ろう」とか「0 to 1(ゼロ・トゥー・ワン)」の経験をすることによって鍛えられるという訳です。

「タフアサインメント」に自ら手を挙げるようなものですよね。


リカレント教育(生涯教育)

佐藤:
「リカレント」というのは「循環する」という意味ですが、仕事、大人のインターン、教育機関に通うなどして得た「学び」を実際の仕事に活かすこと。そしてその仕事を通じて、不足することがあれば再び学び直す。

これを延々と循環させることを「リカレント教育」と言います。

大人にとっての学びの場は、タフアサインメントや大人のインターンもそうですし、大学、セミナー、ワークショップに通ったり、読書も含まれるでしょう。ただ、それにはコツがあるんです。

漫然と勉強しているのではなく、勉強への臨み方があると思います。

阿部知代アナウンサー:
読書のコツを教えてもらえませんか?

佐藤:
読書のコツは、これから「新しい体験の獲得競争の時代」を迎えるので、そこを意識する。本には他人の経験が書いてあります。その経験を代理で経験するという気持ちで読むと、学びが全然違ってくる。そして、その疑似体験をすぐに仕事に活かすと身になるということです。

人との会話においても、その人の体験になりきるというか、すぐに自分の仕事の中に循環させていくことが、大人の学びの一つの手段になると思います。

佐々木:
いやぁ、40歳は深いですね。

ユーザーがコメントを寄せてくれています。「可能性を限定してしまうこともリスク、専門性がないこともリスク、40歳の塩梅は難しい」

佐藤:
難しいですねぇ。40歳はワクワクしますか?

佐々木:
ワクワクというか考えさせられますよね。

先ほどもコメントしてくれた方が「40歳は現代の“元服”である」と名言を書いてくれましたけど、そういう感じで40歳の意味合いが非常に深いものになっている。

人間ってどんどん幼くなっているじゃないですか? でもさすがに「40歳は、男も大人にならなきゃいけないよ」という、最後のコンセンサスになってくるのかなという気がしますね。

ユーザーからの質問が相次いだ今回の動画全編はこちらから
https://www.houdoukyoku.jp/archives/0029/chapters/28911

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