最大2266人のボランティアが、今では…。被災地からのお願い
Main 3b17d434 023c 4233 993f eaade03d4905
最大2266人のボランティアが、今では…。被災地からのお願い

九州北部豪雨で甚大な被害の朝倉市からの訴え

Profile e7f86032 7cc0 40c6 8020 c0d3628e4be3
Aug 27, 2017 by Shimizu Toshihiro Reporter

3 Lines Summary

  • ・朝倉市のボランティアは多い時で2266人が訪問
  • ・どんどん減少していて、夏休みが終わった後を危惧
  • ・復旧メドが経たないので一日1000人くらい来てほしい

九州北部を襲った豪雨。特に被害が大きかった福岡県朝倉市では、復旧に向けた作業が続く。その中核を担っているのが、ボランティアの人々だ。

しかし、災害から1か月以上が経過して、ボランティアの数は日に日に減少しているという。災害ボランティアセンターのリーダーを務める朝倉市社会福祉協議会の北嶋雅昭さんに現状やいま訴えたいことを聞いた。

A696e659 2182 4266 aacb 6e29dbd570ca

――ボランティアは一日何人くらい訪れている?

きのう570人、おとといが470人、日曜日が750人くらいです。ちょっと少なくなってきていますので、危惧しています。400を割ったのは二回くらいですね。夏休みが終わりに近づいて、ちょっと心配だなと。
 
一番多かったのは7月の三連休の真ん中で2266人。それは、ちょっとびっくりしましたけど。
 

――やることはまだ膨大なのに来る人が少ない?

膨大という言葉が正しいかわかりませんが、「あと1か月経ったらなんとかなるかな」というメドがまだ立ってない状況なんですよね。メドが立つまではできれば一日1000人近くとか来ていただくといいのかなと思っているのですが。

A3174336 230a 4526 bb0e a36456fd0b5c

――作業は土のかき出しなどが多い?
 
そうですね。基本的に家の中の土砂撤去とか、傷んだ家財の搬出とか、そういったことで少しでも安心して住まれるようにと。あとは現場へ行けば付随したものはありますが。
 

――一か月経って大変なことは?
 
一か月経ってきますと、土がガチガチに固まったりすることもあります。それから、季節的に暑いので、日にちが経ってくると悪臭がしてきたりとかですね。衛生上は厳しいです。

熱中症もあります。復旧は早くしなければならないけど、ボランティアの方々の体調も考えなきゃいけないものですから、15分くらいで必ず休憩をとってくださいよと行く前に呼びかけをしています。

熱中症だろうと思われる方が、これまでに60名くらいいます。救急搬送される方もいました。

F64d8e7b 8de0 4a34 b883 1e7259d6cfd2

――被害はかなり広範囲だが、被害を受けたのにボランティアを要請していない家などもありそう?

ないとは言えないでしょうね。知らなかったかわかりませんけど、かなり遅れて申し込んだ人もいました。被害の状況で、自分たちはこんなくらいだから遠慮しておこうと言って申し込まなかったという話も何件か聞きました。
 

――なかなかボランティアが来ないという声もある?

なんであそこの家に来るのに自分の家には来ないのかという問い合わせをもらったことはありますね。
 

――ボランティアの数も限りがありますね。

大体申し込みの順番通りにはしているのですが、どうしても個人の家の中に入るので、そこにいてもらわないといけないんですね。そうすると、「平日ダメです」という方もおられるので、あとで申し込んだ方でも平日だったからさっとできたということもあります。
 

――いま一番訴えたいことは?

40~50日経ったので、もう大丈夫だろうと思われている方が多いと思いますが、まだ予測がつかないような状態ですので、もっともっとボランティアの方に来ていただきたいと思っています。平日、土日、関係なくお願いします。

99182aa2 92d7 4c22 a14a 5c025a0500a2

九州北部豪雨から1か月以上。有明海から朝倉市まで川を遡った現状リポートはこちら

App icon

ホウドウキョク

ニュース

Fuji Television

Appstore badge

Google play badge

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

Profile e7f86032 7cc0 40c6 8020 c0d3628e4be3
清水俊宏
Reporter
Thumbnail 1bba25f8 9d3c 4c03 a906 0ca7bde33f34
Special
 
日本人は恵まれている。「英語は必ず話せる」とパックンが語る理由
Dec 02, 2018
3.5
Shimizu Toshihiro
Reporter
Thumbnail 97b169f6 4c2a 414c 8afe dcf737b50e8f
「究極のイス」はどんな形? ジェネレーティブ・デザインが生み出す“未来”
Dec 01, 2018
5.0
Shimizu Toshihiro
Reporter
Thumbnail b63b0e22 a42e 4423 8422 0a4a06d7556c
Special
 
日本メディアが初登壇。“存在感の薄さ”をどう克服するか
Mar 17, 2018
4.5
Shimizu Toshihiro
Reporter