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体型が信頼を集めるカギ?「痩せていること」はエリートの必要条件なのか

特集「ダイエットって本当に必要?」第2回

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Sep 14, 2017 by editors room Reporter

3 Lines Summary

  • ・人は“結果”ではなく“行動”に自信を持つ
  • ・宣言して成果を出すことが信頼につながる
  • ・ジム通いが続かない理由は“習慣化しにくい”から

ダイエットで身に付けた自信はビジネスにつながる

「体型がビジネスに影響することはない」と高を括っている人もいることだろう。しかし、企業のトップや重役、特に若くして成功した人達は、引き締まっている人が多い印象を受ける。これは見逃せない傾向かもしれない。

「ダイエットや体を鍛えることは、自信につながりますし、その自信はだんだんビジネスにもつながっていくと考えられます。オバマ前米大統領やビル・ゲイツなど“一流”と呼ばれる人達は、多忙な中でも筋トレやランニングなど、体を磨く習慣を欠かさないそうです」

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そう話すのは、自身も2年間で25kgのダイエットに成功しているダイエットコーチの小林一行さん。ダイエットというと強い意志や精神力が必要なイメージがあるが、やはり成功すれば、相応の自信につながっていくのか。

「人は痩せたという結果に自信を持つわけではなく、行動に自信を持つんです。例えば毎日ひと駅分歩く、1日1食だけ揚げ物を我慢するなど、日々コツコツ行ったことを認めることで、自信が積み上がっていきます。自信を持つと、どっしりした器の大きな人間になることができて、仕事にも大きな変化がもたらされていきます」(小林さん・以下同)

小林さんが言うには、ダイエットで身に付けた自信は、ビジネスにおける交渉やプレゼンテーションの場、人間関係においてもいい影響を与えるという。

「私自身、体重が83kgあった頃は会社を休みがちで、落ち込みやすかったんです。しかし、25kgのダイエットに成功してからは、仕事で成功を収めて独立し、現在は企業の代表を務めています。知り合いの男性で24kg痩せた方は、周囲の評価が変わって人脈も広がり、今はIT企業を立ち上げて世界を飛び回っています。ダイエットを通じて“やればできる”ということがわかると、ビジネスもいい方向に進んでいくんですよね」

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人を動かしたいなら、まずは自分が行動に移すこと

さらに、リーダーとして前に立つ際にも、ダイエットはいい影響を及ぼすという。

「リーダーになるためには、仲間や部下からの信頼が必須です。人は言葉より行動を評価し、信用するもの。例えば、リーダーシップを学ぶセミナーに通って部下にリーダーっぽいことを言うよりも、ダイエットをしてお腹を凹ませる方が、よっぽど信頼感につながります」

リーダーシップを学んでも周囲にはその成果が伝わりづらいが、ダイエットは外見から成果が見える。日々の運動や食事管理で体を引き締め、ポッコリと出ていたお腹を凹ませれば、その姿を見た同僚や部下は「この人は行動に移せる人なんだ」と信頼するという。

「信頼してもらうためには、『ダイエットする』って宣言した方がいいかもしれません。周囲に言うことで実践せざるを得なくなり、自分の退路を断つこともできますからね。私もダイエットを始める時、『これから昼休みにウォーキングをするから、一緒にランチに行くのは週1回にさせてください』と、上司や同僚に伝えました」

当時の小林さんの上司は体重100kgを越えていて、痩せる気は少しもなさそうだった。しかし、いざ小林さんが痩せ始めると、その姿に感化されたのか、ダイエットを始めたそう。

「上司は人の言うことを聞く人ではなかったので、驚きました。部下が黙って痩せていくのを見て『俺もできるかも』と思ったのかもしれません。人を動かすには、まず自分が行動することが大事です」

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日常に取り入れられる方法がダイエット成功のカギ

ダイエットが自信につながり、ビジネスに影響することはわかったが、いざ始めようにも仕事で忙しいし、ジムに通うのはハードルが高い…。

「『忙しい』と言いながら、駅でエスカレーターを使っていませんか?そこがもったいないです。わざわざジムに通う必要はありません。エスカレーターではなく階段を使うだけで十分。私も昼休みに30分間ウォーキングするだけで、6カ月で14kg痩せました」

小林さん曰く、「エスカレーターを使う人と階段を使う人では、1日の代謝量が200kcal程度違うといわれている」とのこと。1カ月階段を使い続ければ、エスカレーターを使う場合と比べて1kgも体重が変化するそうだ。

「1回では体重は変わらないですが、小さなことを続けるクセをつけることが大切です。階段を使うことが習慣化すれば、『今日はひと駅歩こうかな』と考え方が変わってくるはず。人は行動することで、やる気が生まれてくるといわれています」

やる気を出して行動を起こすのではなく、行動に移すことで自然とやる気は育まれるのだとか。「このくらいじゃ痩せない」と止めてしまうと、やる気もなくなってしまう。小さな行動でも、していくうちにやる気が生まれ、結果自信につながっていくというわけだ。

「ジム通いが続きにくいのは、やる気が育ちにくいからなんです。ジム通いを決意しても、仕事が忙しくなると通わなくなる人が多いです。ジムに行かないことが習慣化すると、仕事のピークを越えても行かなくなってしまいやすいのです。また一度挫折した経験があると、『どうせ次も挫折する』と再開しづらくなってしまいます。だから、日常に取り入れられることから始めましょう」

痩せていること自体がトップの必要条件というわけではなく、体型を維持するために日々努力をしていることが、評価につながっているのだ。体型が気になり始めた時こそ、周囲からの信頼獲得のチャンスといえるかもしれない。

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■小林一行
日本メンタルダイエット協会代表チーフメンタルダイエットコーチ。意志の弱い自分でもできたダイエット法を広めるため、資格を取得。セミナーやダイエットの個人コンサルティング、出版活動を行ない9冊の本を出版している。『なぜ一流の男の腹は出ていないか?』が10万部を超える大ヒット、総発行部数18万部超えているベストセラー作家。
http://kobayashiikko.jp/

文=有竹 亮介(verb)
撮影=鬼塚裕介

ダイエットって本当に必要?
vol.2

体型が信頼を集めるカギ?「痩せていること」はエリートの必要条件なのか(この記事)

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