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都心上空を低空飛行。「羽田新ルート」の安全、騒音対策は大丈夫?

2020年に向けて、羽田空港の新ルートの準備が進んでいる。

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Sep 13, 2017 by news room Reporter

3 Lines Summary

  • ・国際線…発着回数は年間最大で3万9000回。現在の1・5倍以上に増加
  • ・新ルートの運用時間帯…午後3時から午後7時まで
  • ・国交省航空局…来年度概算要求に羽田空港の事業費712億円を要求

東京オリンピックに向けて

低空を飛ぶ飛行機が海上ではなく、都心部を通過することになる「羽田新ルート」は、2020年までの導入に向け準備が着々と進んでいる。

現在、羽田空港に着陸する飛行機が使用しているのは、東京湾上空を通過するルート。
しかし、国は、増え続ける外国人観光客や東京オリンピックに対応するため、新ルートを追加する計画で動き出している。

ルート変更で、滑走路をより効率的に運用することが可能になり、一時間の発着回数は80回から90回になり、国際線の発着回数も一年あたり最大で3万9000回。現在の1・5倍以上に増やすことができるという。

国際線…発着回数を現在の1・5倍以上に増加

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新ルートでは、埼玉方面から都心のビル群や住宅密集地の上空を通過し、まっすぐに羽田空港に向かうことになる。

新ルートを飛行する訓練のためのフライトシミュレーターで見ると、渋谷駅周辺の高度はおよそ900m。スクランブル交差点からも飛行機を目視できることになる。

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そして、品川駅から大井町駅へと一定のペースで高度を下げていき、大井町付近は東京タワーよりも低い、およそ300mの高さを通過するとされている。
新ルートでは、大井町駅の真上を通過するルートが検討されていて、もし実現すれば飛行機はこの大きさに見えることになる。

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大井町駅上空

そうした中、高度300m以下で一時間に最大44便が通過するとされている、品川区の八潮団地では、住民の一部がデモ活動を行っている。

また、品川区の「緑の家保育園」も不安を感じている。
現状、新ルートが運用される時間帯は、午後3時から午後7時までの4時間と決められているが、
「緑の家保育園」では、お昼寝から起きておやつを食べたあと、庭遊びが始まる時間なのだ。

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高度300m以下で飛行機が通過したときの騒音はどの程度なのか。
現在のルートで検証した結果、騒音計は80デシベルを計測。
環境省によると80デシベルという音は、地下鉄の車内とほぼ同じだという。

飛行高度300m以下での騒音は…

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対策として、国土交通省航空局は、来年度予算の概算要求として、新ルート導入に必要な整備費を含む、羽田空港の事業費712億円を要求。前の年度に比べて103億円の増額となっている。

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2020年に向けて進められる羽田新ルート計画。導入にあたっては、何よりも安心安全への対応が求められる。

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