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兵器展示会の目的は、輸入する側の軍隊や警察にくい込むこと

ビジネスだけではなく、外交的優位に立つ手段としての側面に注目する

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Sep 14, 2017 by Nose Nobuyuki Reporter

3 Lines Summary

  • ・イギリスで地上兵器を中心とする展示会「DSEI 2017」開催 
  • ・輸入する側の国は兵器購入によりその後もずっと補給を受け兵士の教育なども頼らねばならず、輸出国は外交的優位に立てる 
  • ・各国が保有する武器・装備を俯瞰で見ることにより、外交的・政治的関係もそのまま浮かび上がって来ることに

イギリスで地上兵器を中心とする展示会が開かれた。
まずいくつか紹介してみよう。
上の写真は「AH-64アパッチ」だ。ロケットランチャー、機関砲、そして「ブリムストーン」という空対地ミサイルを装備。
有名な対戦車攻撃ヘリコプターでオリジナルはアメリカ製だが、イギリスの場合は海上で小型艇を狙うの時にも運用されている。

下の変わった形の装備はHGMSと言って、M150という100mにおよぶ、巻き取られた金属のロール装置を持っている。

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このロールをカーペットのように砂地や泥地に広げて行き、その上を戦車や装甲車が通りやすくする仕組みだ。
そして最後に紹介するのは下の写真の左側にあるベージュの車体で、LRV600という機動性の高い6輪車。

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一見レジャービークルのようにも見えるが、助手席側に注目してほしい。
何と「フレッチャー」というレーザーで誘導するロケット弾の発射装置が付いている(写真下)↓

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この組み合わせは、これまでなかった新しい発想と言えるだろう。

さてここで、こういった兵器の展示会の目的は何かを考えてみたい。
「ビジネス」という側面はもちろんだが、武器、兵器、装備品は輸入する側の国の軍隊や警察にくい込む手段ともなっているのだ。
それによって外交的関係を優位にすすめることができるので、今回のイギリスをはじめ、アメリカ、そしてロシアも外貨獲得以外の意義を見出している。

すなわち、それらの武器、兵器、装備品を売ることで一旦相手国にくい込めば、その後もずっと補給品を供給することになったり、兵士や将兵、部隊に対する教育も相手国に対し行うことになる。頼らざるを得ない、さからえない状態にして行くことで外交的優位にたてるというわけだ。
かくして各国が保有する兵器、装備を俯瞰で見ることにより、外交的、政治的関係もそのまま浮かび上がって来ることとなる。

↓是非5分動画で確認を!9月13日(水)配信「日刊安全保障」はコチラ↓
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(文責:松島 スタッフ:能勢・北原)




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