トランプ大統領 国連演説の日、“北”の空は厳戒態勢だった
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トランプ大統領 国連演説の日、“北”の空は厳戒態勢だった

20日午後、嘉手納基地から弾道ミサイル発射監視専用機と核実験等監視機が離陸

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Sep 21, 2017 by Nose Nobuyuki Reporter

3 Lines Summary

  • ・ミサイル発射の兆候があると離陸する弾道ミサイル発射監視専用偵察機「コブラボール」が20日午後、嘉手納基地を離陸
  • ・その数時間後、核実験等監視機「コンスタントフェニックス」も嘉手納を離陸した
  • ・国連での激しい言葉のやりとりの裏で、“北”の空は厳戒態勢が続いている

安倍首相が国連演説で「史上最も確信的な破壊者」と激しく批判した北朝鮮・・・米朝日と激しい言葉のやりとり応酬の日々だが、北朝鮮の空では様々な攻防が続いている。

実は昨日20日午後、アメリカ軍に全部で3機しかない弾道ミサイルの発射監視専用の偵察機「コブラボール」が嘉手納から離陸していた。
弾道ミサイル発射の兆候があると発射地点上空に向け離陸、監視を開始、発射の情報をつかんだり、ミサイル発射とその後の動きのデータを瞬時にネットワークしていく。
9月15日(金)早朝、北朝鮮による「火星12型」発射の数時間前にも嘉手納からコブラボールは離陸している。

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1960年代から飛んでいるコブラボールだが、右側の主翼とエンジンが真っ黒に塗られている(写真上)。
これは70年代の冷戦真っ盛りの頃にソ連の弾道ミサイルの性能を割り出す専用の偵察機となった際に翼が太陽の光を反射すると弾道ミサイルが観測しにくくなるというので反射しないように黒く塗った名残りとのことだ。
従って米ソ冷戦当時は監視体制に入る時は目標が右翼側に来るように飛行していたが現在ではカメラや赤外線センサー等の性能が向上し、その必要はなくなっている。

そしてさらにその数時間後、今度は同じ嘉手納から胴体の中央にラグビーボール状の装置を突き出した「コンスタントフェニックス」が離陸した(写真下)。

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コンスタントフェニックスはこのラグビーボール状の装置を使って敵地上空で空気中の微粒子を収集・分析する。
核実験のあとに、それが原爆によるものだったか水爆によるものだったかを分析したり、弾道ミサイルや地対艦ミサイル等が飛んだコースのあとにどんな微粒子が残っているかで、そのミサイルがどんな燃料を使っているかを調べることもできるとされている。

アメリカ軍は北朝鮮のミサイル発射に厳戒態勢で臨んでおり、いつ発射されてもおかしくない状態だったと言えるかもしれない。

(文責:松島 スタッフ:能勢・北原)

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