月曜日がブルーになりやすい人の3つのパターン
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月曜日がブルーになりやすい人の3つのパターン

特集「休み上手になりたい!」第1回

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Jan 29, 2018 by editors room Reporter

3 Lines Summary

  • ・体は休めていても心が休めていない人は多い
  • ・仕事も育児も家族のため “自分のため”は?
  • ・ネガティブもポジティブもないことで不調になる

土曜・日曜と決まった週休はあるはずなのに、月曜になるとなんだか休んだ気がしない人は多いのではないだろうか。

この状態のことを、「サザエさん症候群」や「ブルーマンデー」と呼ぶが、こうしたメンタルになってしまうのはどうしてなのだろう?

「月曜の朝から不調を訴える人は少なくありません」。そう話すのは、産業医で一般社団法人日本ストレスチェック協会代表理事の武神健之さんだ。

そこで今回は、武神さんにブルーマンデーになりやすい人の特徴を3つのグループに分けてもらった。

グループA●仕事・休日スイッチがニュートラルになっている人

ひとつ目のグループの特徴は、「休日らしいことをせず、だらだらと過ごす人」と武神さんはいう。

「休日の自分の姿や行動を思い返したときに、2週間前も3週間前も、同じように過ごしていたという人。これは、特にイベントもなく、記憶に残るようなことをしていないからというパターンが少なくありません。休日は何もせずだらだら過ごすという人は要注意です」(武神さん、以下同)

産業医の武神さんはこう話すが、何もせず、じっとしているほうが“休んだ気”になれるような気もするが…。

「このケースは、もともとはアクティブだったけど、仕事の疲れやストレスが原因でだらだらと過ごすようになってしまった人に多く、メンタルヘルス不調に陥りやすいケースでもあります。

例えば、土曜日は日帰り温泉に行ったり、運動したり、外に行って過ごすという人は、日曜は家の掃除や洗濯などをしながら週明けに備えて家でちょっとゆっくり過ごすことが多いですよね。しかし仕事が忙しくなってくると、平日は精一杯働いているから、土曜は遠くに行くのをやめて寝て過ごすようになるなど、アクティブな過ごし方がなくなっていく。

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その分、日曜にアクティブに過ごすかというとそれもない。こうした休日が続くと、これまであった気分転換がなくなり、肉体的には休息は取れているけど、心はリフレッシュ出来ないまま月曜の朝を迎え、メンタルヘルス不調になっていくのです」

平日の仕事の疲れのせいで、週末に趣味の時間を取らなくなったというのは、よくある話ではないだろうか。とはいえ、必ずしもどこか遠くに出かけなければいけないわけではないのだそう。

「休日は絵を描いている、パッチワークをしているなど、インドアで出来ることでもOKです。趣味に没頭することは、休日スイッチが入っているのと同じですから。金曜までは仕事スイッチが入っていて、夜にOFFになる。

でも土曜に何もしないことによって、土曜の朝に休日スイッチがON にならずにメリハリがなく、自分の中の仕事・休日スイッチがニュートラルになっていることが問題で、月曜になっても仕事スイッチがなかなかONになりづらいのです。毎週となると難しいかもしれませんが、2週に1回、月に1回でも、アクティブに過ごすよう心掛けると、ストレスの積み重ねを防ぐことが出来ますよ」

グループB●自分の休日スイッチを見失っている人

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次のグループは、既婚男性、特に子どもをもつ男性に多いタイプだという。

「2つ目のグループの特徴は、自分の休日スイッチを見失ってしまっている人です。結婚して、子どもが生まれて、土日はいわゆる家族サービスで終わってしまう。せっかくの休日も、自分のために使う時間の選択肢がそもそもなくなってしまっているのです」

男女問わず、親になった人ならだれもが共感する部分があるのではないだろうか。子育てや家族サービスが嫌なわけではない。しかし、やはり自分の時間が欲しいと思ってしまうのは、当然のことだろう。

「月曜~金曜までは仕事スイッチがONになっていて、本来なら次に休日スイッチがONになるはずのところが、そのまま育児という第2の仕事スイッチがONになってしまっているのです。つまり、自分の休日スイッチがないから押せないということ。

このタイプは、自分ひとりではなく、夫婦で協力して休日スイッチをONにできるタイミングを作ると良いです。月に1回は自分の自由時間をとれるようにするとか、毎月第3日曜は思い切って子どもをどこかに預けてデートするとか、夫婦のルールを決めてみてください」

子どもが絡んでくると、「親としての責任」の観点から、武神さんが話すような自分の時間の取り方には賛否両論あるかもしれない。しかし、親だって人間だ。ストレスを貯めてしまう前にきちんと対策しておくことで、仕事にも子育てにも良い影響をもたらすこともあるだろう。

グループC●仕事スイッチと休日スイッチがごちゃ混ぜの人

最後のグループは、平日も休日も、特に変わり映えがなく過ごしている人。

「このタイプは、自分でもメンタル不調に気が付きにくいタイプです。特に不満があるわけではなく、ストレスを自覚しているわけでもない。業務もそこまでハードではなく、周囲からの評価も中の中のような感じ。

一見何ともないように感じますが、じつはストレスが積み重なっていきます。ネガティブなことがあって不調になるというよりは、ポジティブがないことで不調になるといったイメージです」

このCタイプの対処法を聞こうとしたのだが、「AやBのタイプは、休日スイッチをONにするタイミングを見つけるだけで済むのですが、Cタイプはそもそも休日スイッチを発掘しなければいけないのが難しいところ」と武神さん。

「しいて言うなら、月曜が終わった、火曜が終わったというように、一日ごとにリセットすること。平日(仕事)をマラソンに例えると、月曜はまだスタート地点。金曜夜のゴールまではまだまだあります。先が長いと気が重くなってしまうので、いくつか小さいゴールを設定していくと良いでしょう」

「まだ月曜しか終わっていないのか…」ではなく、「ひとつ目のゴールに到着! 月曜を乗り越えた!」と考え方を変えるだけで、感じ方も違ってくる。つまり、同じ物事でもポジティブにとらえるか、ネガティブにとらえるかでメンタルへの影響も変わるということだ。

「どのグループも共通ですが、1年間の予定を最初に決める、四半期に一度3連休を作るなど長い目で見た対策と、一週間ではなく一日ごとにゴールを区切るという短期的な対策を組み合わせることが大切です」

多くの人は、疲れてから休むし、ストレスが溜まってから解消する。そうではなく、あらかじめ自分の給水スポットを決めておくことで、“ブルーマンデー”のみならず、ストレスそのものから逃れやすくなるのだ。

取材・文=明日陽樹/考務店
取材協力=
一般社団法人日本ストレスチェック協会代表理事
産業医 武神健之
https://jsca.co.jp/

休み上手になりたい!
vol.1

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