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家事は夫婦で分担できる量ですか? 富士通を辞めて起業した女性社長
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家事は夫婦で分担できる量ですか? 富士通を辞めて起業した女性社長

【マスターズインタビュー】株式会社タスカジ 代表取締役・和田幸子さん

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Mar 10, 2018 by The News Masters TOKYO Reporter

3 Lines Summary

  • ・家事育児と仕事の両立は予想以上に大変だった
  • ・共働きは2人でも家事と育児を完璧にはこなせない
  • ・使命感と情熱で大企業を辞め、自己資金200万円で事業を開始

富士通でSEとして活躍し、同時に働く母でもあった和田さんは、共働き家庭の家事問題を解決すべく、安くて手軽な「家事代行マッチングサービス」を立ち上げた。

The News Masters TOKYOのパーソナリティ、料理が得意なタケ小山が最近気になっていたニュービジネスの担い手にインタビューを敢行した。今回は、株式会社タスカジの代表取締役・和田幸子さん。

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やってみてわかった、働くママは大変すぎる!

会社員時代、いつか起業をという野心があったという和田さん。

会計ソフト開発のSEとして活躍し、その後MBAへの企業派遣留学を経て、新規事業にも従事した。結婚しても仕事は続けるという覚悟はあったが、実際に子どもが生まれてみると、育児と家事、仕事の両立は予想以上に大変だった。

「やる気だけではどうにもなりませんでした。赤ん坊は頻繁に体調を崩すし、看病で自分も風邪をひいてしまうし。最初の半年は親子で体調との闘いでした。

働き始めて1年か2年で働くっていいな、仕事ができる人生はいいなと実感していたので、家庭を持っても働く覚悟はありましたが、実際にはとても大変でした」

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和田さんとパートナーの家事・育児分担は?

仕事を続けるために、家事や育児をどうしていたのか?タケは率直に聞いてみたくなった。

「夫には、母になっても仕事を続けたいとしっかり宣言しました。女性には選択肢が沢山あるように受け取られがちなだけに、どの選択肢をどれだけ真剣に取り組もうとしているか、キャリアに向かう気持ちを相手に理解してもらうことは必要です。

さらに、家事の分担についても、向き不向きで決めるとよいと思います。男女のイメージじゃなくて、ゼロベースで考えるべきです。

うちは私が洗濯、夫が料理、掃除は気が付いた方という風に決めましたが、掃除は誰もやらなくなりました(笑)。そもそも!共働き家庭の家事は、2人で分担してもこなせないほどのボリュームなんです

事実、家事や育児は2人でも完璧にはこなせない。

しかし、解決策はなにかある…。そしてその1つが家事のサポーターを見つけることだというのだ。

働くママのために、自分が家事代行ビジネスを始めよう

勤めていた当時、和田さんは家事・育児に余力を残すために、仕事のチャンスを何度も逃した。家事負担のために仕事に全力で臨めない女性があまりにも多い、実感とともに一大事だと思った。

他の共働き家庭の女性にも同じ問題が起きているなら、自分がスピード感をもって状況を打開するサービス、家事や育児を代行する事業を始めないといけない!使命感と情熱で大企業を辞め、ベンチャー事業を興すエネルギーになったという。

「自己資金200万円で小さく始めました。起業のテーマも、自分にとって切実なテーマを選んだことで、気持ちが続いたのだと思います。気持ちが続けば、どんな問題も乗り越えることができると思います」

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現在は、都内にオフィスを構えているが、起業当初はシェアオフィス利用。一時は倒産寸前になったこともあったが、徹底したコストカットで乗り切った。

「大企業の感覚で人件費を使い、時間をお金で買っていると資金がもたない。時間も工夫して捻出するべきだと気づき、経営の考え方が変化しました。ベンチャー経営のだいご味は、不足するリソースをどうコントロールし、結果を出すかということにあると思います。葛藤もありますが、とてもやりがいを感じています」

転職をしたい、起業しようかと思う人にアドバイスは?

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「迷っているよりは、小さくやってみることですね。資本金200万円でも多すぎると思うなら10万円でも起業してみるといいと思います。その道がベストかどうか、動いてみると情報が集まってくるものです。

考えているだけではなく、一歩進めてみるとよいというのが実感です。失敗したとしても、そこで得た経験や情報が次の一歩に役立つもの。恐れることはないと思いますよ」

温かな母の顔もある。この日も体調の悪いお子さんを連れての出勤。働く母を応援する企業だけに、社長からして子連れ出勤OKな体制なのだ。

しかし、穏やかな人柄とともに、経験に根付いた言葉の端々には時代を捉えた経営者の敏腕さが感じ取れる。タケは、さらに質問を重ねていく。


文化放送『The News Masters TOKYO』のタケ小山がインタビュアーとなり、社長・経営者・リーダー・マネージャー・監督など、いわゆる「リーダー」や「キーマン」を紹介するマスターズインタビュー。音声で聞くには podcastで。
The News Masters TOKYO  Podcast
https://itunes.apple.com/jp/podcast/the-news-masters-tokyo-podcast/id1227381972

文化放送「The News Masters TOKYO」http://www.joqr.co.jp/nmt/ (月~金 AM7:00~9:00生放送)
こちらから聴けます!→http://radiko.jp/#QRR
パーソナリティ:タケ小山 アシスタント:小尾渚沙(文化放送アナウンサー)
「マスターズインタビュー」コーナー(月~金 8:40頃~)

マスターズインタビュー
vol.54

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