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穴場スポットを外国語で紹介・予約・道案内
チャットボット『Bebot』の実力
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チャットボット『Bebot』の実力

ホウドウキョク朝活プロジェクト#1

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Nov 18, 2016 by editors room Reporter

3 Lines Summary

  • ・チャットボットを用いた多言語対応コンシェルジュ『Bebot』
  • ・Bebotが導入されたホテルの宿泊者が利用可能
  • ・チャットツールで話しかければ、ルート、観光地、飲食店などを紹介

ホウドウキョクが主宰する『朝活プロジェクト』は、朝の時間を豊かにする狙いで開催される朝活イベント。本イベントでは、広義に新しいことを始めた方をスタートアップと定義。お話を伺いつつ、会場に集まった方々と共にディスカッションを行う。

11月8日に開催された第1回のテーマは『メディア系サービス特集』。本記事ではイベントレポートをお伝えする。ホウドウキョクが厳選したスタートアップ各社が見据える、今後起こりうる未来の兆しを見つけていただければと思う。

宿泊施設に向け、チャットボットを用いた多言語対応コンシェルジュサービスを提供する『Bebot』。同サービスを展開するビースポーク株式会社代表取締役の綱川明美氏にご登壇いただいた内容を紹介する。

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ビースポーク株式会社代表取締役 綱川明美氏

「言葉が通じない」の不満をチャットで解消

インバウンド市場の拡大により、宿泊施設は多言語対応に追われています。一方、外国語のホテルレビューサイトを見ると、「全然言葉が通じない」というレビューを多く見かけます。不満やクレームさえ通じないといった問題も起こっているホテルもありました。

宿泊施設が多言語対応を急務で求められている現状を解決するのがBebotです。Bebotは宿泊施設に対して、多言語に対応できるチャットコンシェルジュを提供するサービス。インバウンドの方向けにホテルのコンシェルジュサービスとして、導入いただいています。

Bebotが導入されたホテルの宿泊者は、チェックイン時に専用のアクセスコードを紙かメールで手にします。モバイルデバイスでアクセスすると、多言語対応したチャットコンシェルジュを利用できるというものです。

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たとえば観光客の人が、早く予定が終わってしまったり、次の予定まで時間があるから周辺に何があるかを知りたいと思ったときにもBebotは活躍します。Bebotの機能は大きく3つ。

1つ目は道順検索。いわゆるルート案内です。2つ目は観光地の検索。ガイドブックに載る有名どころだけでなく、穴場スポットなども紹介することが可能です。3つ目が飲食店の検索。近場の店舗やオススメのお店を紹介することから、予約まで全て行えます。

チャットには専用ツールは必要なく、ユーザーが普段利用されているチャットツールで大丈夫です。現状はFacebook Messengerを利用される方が一番多いですが、他にもLINE、SMS、WeChat、Slackなどでもご利用頂けるようになっています。

現状、Bebotは英語に対応しています。フランス語、ポルトガル語、スペイン語、イタリア語、アラビア語もほぼ準備ができている段階で、今後対応していきます。言語的な難易度が高いのですが、ニーズの高い中国語も開発を行っています。

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多言語対応の「日本のコンテンツ」は1%以下

今のところ、国内に類似したサービスを提供している事業会社はないと考えています。一番動きが近いところではカード会社のコンシェルジュデスクです。テクノロジーという切り口では異なるものの、果たしている役割は近いと考えています。

2020年に開催される東京オリンピックの影響もあり、ホテル開発は非常に速いスピードで成長し続けているマーケットです。一方で、日本の宿泊施設特有の問題として懸念されるのが、人口減少。今後、日本人宿泊客が減少しても成長しつづけるためには、多言語対応をおこない外国人を呼び込むことは必須となってくるでしょう。

現状、日本のレジャーや飲食、トラベル系のコンテンツで、多言語対応されているものはたった1%しか存在していません。私たちが日本語で検索すると普通に出てくる情報が、英語などの外国語で検索すると全然出てこないのです。私たちのサービスでこの問題を解決していきたいと考えています。

Q&A

プレゼンを終え、後半は会場も交えたディスカッションや質疑応答が行われた。その一部を紹介する。

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Q:レコメンドの精度はどの程度でしょうか。ミスやトラブルは発生していませんか?

A:現状問題はなく、精度も高いと考えています。ビースポークに在籍するエンジニアは、機械学習やAIといった分野を専門とする5名で構成しています。全員外国人のため、エンジニア本人がユーザー視点に立ってサービスのレビューを行えます。もちろん、その後にはテストも行い、客観的にも確認しています。
 
Q:訪日観光客向けの情報が少ないなか、機械学習させるためのデータベースはどのように用意しているのでしょうか?

A:Bebotを開発する前から自社でつくっていた、外国人向けの穴場サイトを紹介するメディア『LEVART』の情報を活用しています。LEVARTでは実際に人間がキュレーションした情報を紹介しており、外国人が好きそうなお店を中心に掲載しています。

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ただ、質問に応じて出す情報は変えています。「この周辺でそばが食べられるお店」と聞かれた場合には周辺であればなんでもよいので、グーグルから引っ張ってきた情報を提示します。一方、「オススメはありませんか」と聞かれた場合にはLEVARTからの情報を提示します。このように、どの情報が必要なのかの判断も含め、開発でチューンナップしています。

言語の壁を越えるだけでなく、旅行者が求める情報を適切に提供するBebot。2020年に向けますます訪日観光客が増えるなか、Bebotによって日本を訪れる人がより旅を楽しめるようになることを期待したい。

 ■Bebot
「Bebot」は、スマートフォンを介して、訪日外国人観光客へ周辺の道案内から地元でおすすめのお店など、様々なリクエストにリアルタイムで対応する英語チャットコンシェルジュ。
http://www.bebot.io/hotels

 ■ビースポーク株式会社
訪日外国人向け旅行サービスを運営するビースポークは、チャット型コンシェルジュサービス「Bebot」ならびに「Beyond Guidebooks / ガイドブックを超える体験」をコンセプトに日本の穴場を紹介するメディア「LEVART(http://lev-art.com/)」を展開。

文=小山和之
会場=THE BRIDGE

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