「LINEで遅刻の連絡」はアリ?
許せない“後輩の行動”ランキング
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「LINEで遅刻の連絡」はアリ?
許せない“後輩の行動”ランキング

特集「35歳で学ぶ後輩のホンネ」第2回

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Dec 13, 2016 by editors room Reporter

3 Lines Summary

  • ・挨拶や気遣いなど、基本的なことができない後輩が多い
  • ・“後輩への無関心”と“不安感”があるから注意しない
  • ・それでいいの?「ホウドウキョク先輩それで委員会」発足!

後輩たちの行動や言動に対し、「それってどうなんだろう?」と思っていながら、自分からは注意をしない、なんてことはないだろうか。その理由は、「嫌な先輩と思われたくない」や「自分には関係ないからどうでもいい」など、さまざまだと予想されるが、実際はどうなのだろう? そこで、ホウドウキョクでは、35~39歳の先輩世代、150名を対象に、独自アンケートを実施(インターネットによる独自調査。調査期間:2016/11/25~28実施。調査協力:ネオマーケティング)。普段、先輩たちが溜め込んでいる後輩へのホンネを聞いた。

後輩たちの「○○な行動・言動」が嫌!
先輩たちが思う、後輩NGポイントは?

先輩世代は、後輩のどのような行動・言動が気になっているのだろう? 結果をランキング形式で見てみよう。

Q.「本当はちょっと思うところがある」「気になっている」けど、注意しないでいる後輩の行動として当てはまるものがあれば、すべてお選びください。

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ちなみに、「気になることは特にない」と回答した人は24名でわずか16.0%。そもそも、「後輩はいない」と回答した人は、28名で18.7%ということから、やはり多くの人が何かしら気になることがあるよう。

挨拶やLINEによる遅刻の連絡など、挨拶周りの結果は上位に。これは人間関係の基本。先輩たちが気になるのも、無理はないのかも。2位の「頼まれた仕事が終わっていないのに定時だから帰る」、6位「本当は手伝う気持ちがなくても…」は、忙しい先輩世代からすると羨望の念もあるだろう。

そして、後輩の「さっと帰ってしまう」行動は、“規定労働時間以上に働きたくない”という、ある種の権利主張にも似たパフォーマンスに映る。そうした後輩世代の行動を見ると、「こいつを注意するのは面倒くさそうだしパワハラになるかも…」という不安を覚える半面、「もう少し気を利かせればいいのに」とも…。ジレンマを抱く上司・先輩世代が多いということ?

良い先輩でいたい?後輩への無関心?
気になっているのに注意しない理由とは

そこで、気になっているのに注意しない理由は何なのかを解明すべく、以下のような質問を続けた。

Q.後輩に気になる行動がありつつ注意しないのはどうしてですか。あなたの心情に当てはまるものをお選びください。

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やはり、前述でもふれた1位の「注意するのは時間も労力もかかるから」が圧倒的に多い。また、3位にランクインした「どうせ今の会社にずっといるかわからないし、後輩の成長が自分への利につながるとは思えない」という回答から浮き彫りになるのは、後輩に対しての“無関心”が、野放し状態につながっているということ。

一方で、2位「パワハラやセクハラなどのコンプライアンス遵守に抵触するのではないかという恐れがあるから」、3位「注意することで出社しなくなったらどうしようという恐れから」など、後輩に注意することへの不安感を抱く先輩も目立つ。自分が育ってきた時代と、ハラスメントに敏感な現代の狭間で揺れ動く、先輩世代のリアルな心情が映し出された結果と言えそうだ。

まずは自分自身を振り返ることから
後輩を叱る時のポイントをおさらい

以上のアンケート結果を踏まえ、この度、ホウドウキョク編集部は「ホウドウキョク先輩それで委員会」を発足。後輩を叱る時のポイントやコツをハッキリさせ、今後の後輩とのかかわり方に少しでも役立ててほしい。

今回は、京都造形芸術大学・副学長 の本間正人氏に話を聞いた。

叱るべきか、そうでないか。まずは状況を把握してから考えると良いそう。例えば、アンケートでもっとも多かった、「『おはようございます』や『お先に失礼します』のあいさつがない」という意見。そもそも、自分はできているだろうか?

「自分(先輩)がやっていないくせに、相手に求めるのは説得力がありません。さらに言うと、上司がきちんとやっているかも大切です。人間は、言われたことを学習するのではなく、先輩や上司、親がやっていることから学習します。まずは自分が爽やかに、かっこよく、真似したくなるようにやっているかどうかを見直しましょう。その上で、ひとりだけやっていないなら叱るべきです」(本間さん、以下同)

また、「遅刻の連絡をLINEで送ってくる」や「頼まれた仕事が終わっていないのに定時だから帰る」、「(本当は手伝う気持ちがなくても)帰る前に『何か手伝うことはありますか?』とひとこと言わない」といった行動や言動も、叱った方が良いと思いがちだが、「そもそも、それらを先輩世代の常識だと認識していない可能性が高い」と本間さん。

「今の時代、遅刻の連絡はメールで良いというところもあれば、電話でやれというところもあります。個人の感情や世代の常識で判断するのではなく、同僚や上司と一緒に、それぞれの会社のルールを再確認すると良いと思いますよ」

最後に、本間さんは後輩の叱り方のポイントを教えてくれた。

「指導をしないで、ただ怒りの感情をぶつけるのはダメ。後輩にだって何か理由があるかもしれませんよね。まずは、『なぜそうしないのか』聞いてあげて、『でもこの職場ではこうしたほうが良いと思う』と伝えてあげる。気が付くチャンス、学ぶチャンスを提供しなかったら、行動変容は実現しません」

自分の感覚と違うことで、「あいつは非常識だ」と決めつけるのは、まだ早い。まずは、自分自身の行動を振り返り、状況を把握すること。注意するのは、その後からでも遅くはないはずだ。

本間正人氏
京都造形芸術大学副学長。「教育学」を超える「学習学」を提唱。アクティブラーニングを25年間以上実践し、全国で「笑顔のコーチング」講座を開催。ほめ言葉などの著書70冊。

文=明日陽樹/考務店

耳が痛い意見も…!?35歳で学ぶ「後輩のホンネ」
vol.2

「LINEで遅刻の連絡」はアリ?許せない“後輩の行動”ランキング(この記事)

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