天才児5000人の追跡調査で分かった、脳を活性化させる方法
Main 37057be4 a0c2 4b1b 999a da07cb58f790
天才児5000人の追跡調査で分かった、脳を活性化させる方法

天才児5000人を45年にわたって追跡したアメリカの研究がある。この研究が示す、脳を活性化させる方法とは?

Profile 8277b543 f5a4 4272 b7c6 b914a1a2aa4e
Jan 28, 2017 by gogo Reporter

3 Lines Summary

  • ・アメリカの天才児5000人を45年にわたって追跡した研究で「賢い子どもが作れる」ことが明らかになった 
  • ・賢い子どもを作る方法は大人にも応用でき、それが脳の活性化につながる
  • ・脳を活性化させるには「空間認識能力」と「外国語を学ぶこと」が重要
Fad95c0d 1447 4bf9 8bb0 310f432dac25

鈴木理香子アナ:世界中の面白い記事を凝縮したウェブメディア「クーリエ・ジャポン」。今日はこの中からさらに厳選したイチ押し記事を紹介していきます。

今回、イチ押し記事を紹介するのはジャーナリスト・ノンフィクション作家の山田敏弘さん。

97c86c26 90a4 46e6 8a7c 7a5db168e5a3

そして山田さんイチ押しの記事がこちら。

652758b9 0e65 4bc5 8029 3601f9dfdf3c

鈴木:これはどういうことですか?

山田:2017年が始まって、皆さん、今年はこういうことをやろうとか頑張ろうなんて思ってらっしゃるかもしれませんけど、脳の潜在能力を解放すれば、もしかしたら皆さんの潜在能力を発揮できるんじゃないかというお話です。

鈴木
:もっと脳の中をのびのびさせたら、自分がより成長できるという。

山田
:そういう話なんですね。クーリエ・ジャポンでは新年から脳を進化させる技術というのを特集でやってまして、この中から2つ取り上げたいと思います。それがこの2つです。

5ce496f9 ec66 4a62 a28f 53fe8c4a9ab9

山田:まず1つ目のキーワードが「天才」です。

Bafe99c3 1a7b 44d2 a8fb ed0fb09abee0

天才を作ることは可能

山田:天才というのは「遺伝子」によってできるのか、それとも「環境」、育ちながら天才になるのか。どう思われますか?

大山泰解説委員:両方じゃないですかね。

山田:実際いろんな説があるんですが、ある大規模な研究がありまして、それによると「天才」というか「賢い子ども」というのは「育てられる」と言ってるわけですね。

鈴木:私の成績が悪くても、私の子どもは天才にできるっていうことですか?

山田:かもしれないってことなんですね。これは子どもに限らず、大人にもヒントになるんじゃないかということなんです。

その研究がこちら。

54747483 b1da 4991 9b78 2e432c5e60f0

山田:これはアメリカの天才児5000人を集めて、その人たちを1971年から45年間にわたり、ずっと追跡した研究なんです。これによると、賢い子どもは作れるということなんです。

賢い子どもを作るための4つの条件

山田:クーリエには賢い子どもを作るための8つの条件が出ているんですけど、今日は大人にも参考になるかもしれない4つの条件をご紹介いたします。

8bf88f3a 7dd9 49b5 aff6 461025745eeb

鈴木:多種多様な経験。なんでも挑戦したほうがいいよってことですか?

山田いろんなことを見て学ぶっていうことですね。

鈴木:知的リスクってなんですか?

山田:要するに間違いを犯すってことですよね。知らないことを学んでいくという。

鈴木:失敗から学ぶと…。

山田レッテルを貼らない。こういうことに気を付ければいい。大人でもちょっと活用できるかなという気もするわけですけれど。

「空間認識能力」も重要

上記4つの条件に加え、重要とされるのが「空間認識能力」

4751114e 703a 4fea 9ac8 5b36367465a9

山田:空間認識能力というのは物質同士の空間内の関係性を理解してそれを記憶することです。

大山:これはこの辺で、500メートルぐらい先にあれがあって…とか、そういうことを自然な皮膚感覚的に認知しているかどうか、みたいな?

山田:物に限らず、いろんなことに関して、ですね。実際、45年間追っかけて、空間認識能力が高かった子どもはクリエイティブな仕事、イノベーティブな仕事でかなりいい業績を残していることが分かっているんですね。ですので僕たち大人も含め、子どもも空間認識能力というものをちょっと意識しながら使ってみると脳を活性化するきっかけになるんじゃないかという話なんですよね。

「外国語を学ぶこと」も重要

さらにもう1つ、脳を活性化させるために重要なのが「外国語を学ぶこと」

3f1236ca 6547 434f bbf5 5bb60e876ced

山田:元々、バイリンガルというのは欧米ではあんまりいいことではなかったんですね。

Cc73c60d 2bdf 4919 9a31 ec93a25cc21b

山田:要するに、2つの言葉を使うので思考が複雑になって知能が低下する、自尊心が低くなる、二重人格を形成するって言われてきたわけですね。

鈴木:へ~。

山田:それが最近の調査を見てみると真逆なんですね。

8a8d8958 b47b 4c55 b264 a14d3041aed7

山田:2つの言葉、いわゆる外国語を学ぶと、語・非言語の知能が高くなったり、マルチタスクの能力が高まったり、ということが分かってきているんですよね。要するに脳の潜在能力を高めるということです。

「外国語を学ぶこと」は脳の健康維持にも役立つ

山田:外国語を学ぶことはこれに加え、脳の健康維持にも役立つということなんですね。

617f77cc e393 4e2c ad35 d4b62e975522

山田:バイリンガルの人はアルツハイマー病の発症が5年ほど遅くなるという話があったり、あとは脳卒中などで認知機能に問題が起きたときにそれの回復も2倍になるというようなデータもあるということなんです。

「外国語を学ぶこと」は明日からでもできる

山田:なので僕たち、言語だったら明日からでもできるじゃないですか。

大山:うんうん。

山田:ということなので、脳を活性化させるために言語を学ぶことは、もしかしたらヒントになるのかもしれないという話なんです。

クーリエ・ジャポン
特集:「脳」を進化させる技術の記事はこちら
https://courrier.jp/feature/72877/

App icon

ホウドウキョク

ニュース

Fuji Television

Appstore badge

Google play badge

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

Profile 8277b543 f5a4 4272 b7c6 b914a1a2aa4e
GoGo
Reporter
Thumbnail 65062a4e e7b3 4901 ae73 4b57cd971aec
電車の意外な第2の人生とは…
Apr 02, 2017
4.5
gogo
Reporter
Thumbnail 4b59fbd6 868d 4c73 9c08 563dd44ddce8
可愛いだけじゃない!「猫のリアリティ―番組」が人気なワケ
Mar 28, 2017
4.5
gogo
Reporter
Thumbnail 036fb5b1 9682 47b1 99b0 fb065a6946d6
背景には大人の事情 世界に広がる「学校・週休3日制」の悲しい現実
Mar 28, 2017
3.0
gogo
Reporter