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他人事じゃない! 40代で「突然死」を防ぐための「今すぐできる対策」とは?
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他人事じゃない! 40代で「突然死」を防ぐための「今すぐできる対策」とは?

特集「40代。実は身近な『死』の存在」第3回

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Feb 08, 2017 by editors room Reporter

3 Lines Summary

  • ・40代は体に溜まった“悪いもの”が限界を超えてあふれ出す時期
  • ・そこから生まれる40代の大病や突然死は、「血管の炎症」が原因
  • ・「血管の炎症」を抑え、40代の健康を保つ3つのモノ

20〜30代に比べ、40代で「ガクッと体が衰えた」という話をよく聞く。それまで健康だった人でも、40代に入って突然死や大病を患うケースも増えてくるようだ。まさに「体の曲がり角」といえるだろう。そこで、すぎおかクリニックの杉岡充爾院長に、40代の衰えの傾向と対策を聞いた。

40代から病気にかかりやすくなるのには、理由がある?

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40代でやってくる体の衰え。実はそれを示すデータがある。厚生労働省が発表する年代別の死因順位だ。20〜30代では「自殺」が1位を占めるが、40代からは「悪性新生物(悪性腫瘍。がん種と肉腫とに分けられる)」という“病気”が1位に。歳を重ねることで、体は衰えていくことを示しているといえる。また、40代の死因2位は「自殺」だが、3位には「心疾患」、4位には「脳血管疾患」が入っており、突然死の恐ろしさも増している。

一体なぜ、40代から病気になりやすくなるのだろうか。

40代は、それまで体に溜まってきた“悪いもの”が限界を超えてあふれ始める時期といえます。しかもその傾向は昔より顕著で、心臓病の若年化も進んでいます。理由はいろいろありますが、食事の偏食化により添加物を口にする機会が多くなったこと、日常のストレスが深刻化していることなどが挙げられます」(杉岡氏、以下同)

蓄積された“悪いもの”が、溢れ始める時期。それがちょうど40代だという。加えて、やはり体の衰えも影響するようだ。

「若いうちは体が元気なので、添加物などを肝臓で解毒していきます。ただそれが衰えはじめると、処理しきれなくなってきますよね。ストレスも同様で、以前より体に影響が出やすくなります」

突然死にもつながる「血管の炎症」とは

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40代から衰えるメカニズムを聞いたところで、知りたいのは「病気の予防法」。がんや心疾患、脳血管疾患から体を守るにはどうすればいいのだろう。そこでカギになるのが「血管の炎症を防ぐこと」だという。

「3つの病気に共通する原因は、血管の炎症です。心疾患や脳血管疾患といった、血管の異常から生じる病気はもちろん、がんも基本的には炎症が原因。実はがん細胞は毎日のように体内で生まれますが、人体の能力で退治しているんです。しかし炎症が起きると、がん細胞の生まれるスピードが早まって対処しきれなくなるんですね」

もちろんこれ以外にも病気に繋がる要素はあるが、まずは炎症を抑えることが重要なようだ。

「先ほど挙げた添加物やストレスも炎症につながります。添加物を肝臓で解毒できなければ炎症が生まれますし、ストレスは血管を緊張状態にするので、それが続けば炎症が起きます」

特にストレスについては、肥満でもなく健康的に見える人が、バリバリ働いているうちにストレスで血管の炎症を起こしているケースもあるとのこと。それが、突然死や大きな病気を生んでしまうようだ。

炎症を抑えるには、この3つが大事!

40代が健康でいる秘訣は「血管の炎症」をなるべく抑えること。ではそのために、普段から何をすればいいのだろうか。

「まずひとつが、生活におけるストレスを減らすことです。そのうえで、食事。添加物の摂取を減らすことと、肝臓を強化する食べ物を摂って解毒作用を高めることです。たとえばアブラナ科の野菜。なかでもブロッコリーは最適ですね。また、血管の炎症を抑える食べ物として、ショウガも意識的に摂ると良いでしょう」

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3つめは運動。血管をきれいにすることに繋がる体操があるのだとか。

「血管を掃除するアディポネクチンという物質が大切です。体内の脂肪から分泌されるホルモン物質で、血管のプラークを取り除きます。ただし、太った人が持つ大きな脂肪からはあまり出ず、痩せている人の細かな脂肪から出ることがわかっています。つまり、肥満体型ではダメということ。ですので、ドローイングなどのトレーニング方法でお腹周りの体幹を鍛えると、アディポネクチンが増えるでしょう」

ドローイングとは、呼吸しながら大きくお腹をへこませる運動方法。インターネット上でいくつも紹介されているので、チェックしてみよう。

家庭も仕事も充実した40代。そこである日突然……なんて悲劇は味わいたくないもの。さっそく今日から予防に努めよう!



杉岡充爾さん
すぎおかクリニック院長。千葉県船橋市医療センターの救急医療を担当し、約1万人の心臓治療に当たる。2014年よりすぎおかクリニックを開院。テレビや雑誌などの取材も多数。著書に『1日10分! 強い血管をつくる5つの習慣』(同文館出版)、『なぜ、元気な人ほど突然死するのか 1日、たった3分 強い血管をつくれば健康になる!』(ベストセラーズ)などがある。

文=有井太郎
イラスト=さのさくら

40代。実は身近な「死」の存在
vol.3

他人事じゃない! 40代で「突然死」を防ぐための「今すぐできる対策」とは?(この記事)

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