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現実を侵食する「フェイスマッピング」その先にあるものは?
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現実を侵食する「フェイスマッピング」その先にあるものは?

人間の顔をキャンバスに変えてしまう話題の動画とは

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Apr 08, 2017 by FLAG7 Reporter

3 Lines Summary

  • ・プロジェクションマッピングの進化形ともいえる「フェイスマッピング」映像が話題になっている。
  • ・デジタルテクノロジーが進化することで、ヴァーチャルによる「現実の侵食」がより進んでいく。
  • ・だからこそ「現実」「リアル」がより価値を産みだす。
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最新鋭のプロジェクターを使って、撮影された動画「フェイスマッピング」がインターネット上で話題になっている。スマートニュースの松浦茂樹さんは「この『フェイスマッピング』のように、デジタルテクノロジーの進化が、どんどん現実を侵食していく一方で『リアル』が価値を産む時代」と解説する。

プロジェクションマッピングとの違い

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松村
何が行われていたか、わかりましたか?

三浦
これ、映写しているだけなの?

松村
私も見て、あんまり理解できなかったんですけど、顔に目印をつけて、その目印の動きに合わせて光を当て、いろいろな表情を作っているということですか?

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松浦
そうですね。プロジェクションマッピングって、東京駅に光を当てて、東京駅をある意味映画のスクリーンに見立て、いろいろ変えたりとか、大阪城とか大きな建物に対して光を当てて、映像で切り替えていくものです。東京駅は結構バズったりして、テレビとかいろんなところで取り上げられました。今も、大きな止まったものに向けたプロジェクションマッピングは、あちこちで行われているんです。

ところが、これは動いているところに対して、リアルタイムでプロジェクションマッピングするというもの。動くキャンバスに対して、ちゃんと光を当てて、きっちりその上で描画することができるっていうのが技術としてすごいです。

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三浦
じゃあ、追尾ミサイル見たいなものだね?すごいですね。

松浦
追尾ミサイルみたいな形でいうと、あちこちに追尾点があって、そこをめがけて光を投影することで、どんなに顔が動いても、マッピングが動くから、顔の上の模様がずれない。(顔が)動いても、その動きに合わせて模様がついてくるマッピング技術なんです。

松村
必ずついてくるんですか?

松浦
必ずついてきます。

三浦
だって、この骸骨っぽいの怖かったじゃない?こんなに(人は)動いているのに、お面みたいに動かなかった。

動画を作った日本人

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松村
この踊っているダンサーの方は、マドンナのバックダンサーを務めるなど、世界で活躍するダンスユニットAyabambi(アヤバンビ)という女性2人組。高速なマッピングを可能にしたのが、東京大学石川渡辺研究室が東京エレクトロンデバイス株式会社と共同開発した最新鋭のプロジェクターです。

女性にうれしい使い方?

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松村
動くものに投影できるということは、この技術を応用すれば、私たちがスッピンでテレビに出て、プロジェクションマッピングをしてもらったらメイクしたような顔になれるということですか?

松浦
まあ、そうですね。極端な話をすれば、外に出ていても、舞台下から光を当てれば、ずっとマッピングで明るく見せたりとかはできるかもしれないですね。

松村
でも横で見ている人は、スッピンを見てますけどね。

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写真と同じように、動画加工も簡易化する時代

三浦
でも、いろいろ信じられなくなりますよね。

松浦
今、写真技術や加工技術が上がって、写真も加工されているのか、されていないのか、だいぶわからなくなってきているじゃないですか?でも、今度は動画もわからなくなる時代が来るかもしれないということです。

松村
どう思いますか? 写真の加工とか、そもそも加工する写真のアプリとかあるので、ナチュラルじゃないですよね。結構綺麗に見えたり。

三浦
みんな黒目が最近大きくなってきたよね。

松村
ありますね。

三浦
すごい、それはびっくりしていて。黒目が大きくなって、みんな曖昧にすれば、綺麗になっちゃうんだなっていうのが面白いと思っていて。でも、みんな似た顔になってるよね。

松村
わかります。

技術が現実を侵食することで「リアル」が価値を産む

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松浦
バーチャルの世界が、どんどん現実に侵食していくので、そういう意味では「リアル」がさらに価値を生む。ダイレクトに直接会うこと自体が価値を生む。だって、常に会うたびにプロジェクションマッピングするわけにはいかないじゃないですか? 

松村
本当ですね。

松浦
例えば講演など大きなところで話したり、演出とかはだいぶ加工されたものが、良いものとして加工されたものが世に出ていくことが増えるかもしれません。

でも一方でリアルならではの価値が出てきている。例えば、音楽のライブなんかそうですよね。リアルで行った方が実際には楽しめますよね。
だから、映像とかデジタルを介する形になると、楽しめるけどリアルじゃない、本当じゃないっていうのが、どんどん進んでいくのかもしれない。でもそれも時代かな、と。

4月6日放送「ホウドウキョク×FLAG7」
番組のアーカイブはこちら→https://www.houdoukyoku.jp/archives/0009/chapters/27871

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